課題名 | 植物ウイルス感染初期過程における生体膜の微細構造変化と分子認識機構(130) |
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課題番号 | 1997004003 |
研究機関名 |
食品総合研究所(食総研) |
研究分担 |
理化学・食品物性研 |
研究期間 | 継H05~H09 |
年度 | 1997 |
摘要 | 抗ウイルス活性を示す新規有用物質の探索として、アルギン酸(Alg)によるタバコモザイクウイルス(TMV)の抗ウイルス活性機構について検討した。Alg混在下ではTMVは凝集体を形成し、かつ、分子鎖がかたい構造をとるものほど高い抗ウイルス活性を示した。この挙動は昨年度検討したコンドロイチン硫酸(Chs)の場合と非常によく似た傾向を示した。この機構は生体膜界面での、感染初期過程でおこる脱蛋白化の過程が阻害されるためであることが解明された。 |
カテゴリ | 加工 植物ウイルス |