飼料作物の多湿ストレス適応機構の生理学的解明(108)

課題名 飼料作物の多湿ストレス適応機構の生理学的解明(108)
課題番号 1997001108
研究機関名 草地試験場(草地試)
研究分担 生産利用・栽培生理研
研究期間 継H08~H10
年度 1997
摘要 10日間の湛水処理がアルファルファの根に及ぼす影響、また、27日間の湛水処理及びその後の高温湛水処理が暖地型牧草根に及ぼす影響について検討した。さらに、嫌気湛水処理が暖地型牧草の根内ガス組成に及ぼす影響を検討した。これらの一連の試験の結果、アルファルファにおける湿害の発現はATPの不足によるものではなく、エタノール蓄積が主要因であると推察され、嫌気状態においては酢酸とコハク酸が代謝生理反応により生ずることが示された。また、湛水状態のギニアグラスの根では酸素濃度が3~5%で推移し、コハク酸の増加とリンゴ酸の減少が認められた。さらに、オオクサキビと栽培ヒエは、TCA回路が低酸素環境下でも機能していると考察された。
カテゴリ アルファルファ 管理技術 きび 軽労化 湿害 飼料作物 ひえ りんご

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