放射線照射による粗飼料等の流通化のための品質保持・向上技術の開発(152)

課題名 放射線照射による粗飼料等の流通化のための品質保持・向上技術の開発(152)
課題番号 1997001149
研究機関名 草地試験場(草地試)
研究分担 育種生産利用生態・育種工学研家畜生態研調製評価研乳牛飼養研
研究期間 継H06~H10
年度 1997
摘要 小型実験サイロ(パウチサイロ)にアルファルファ予乾細切草とビール粕との混合物を詰めたサイレージに、発酵が始まる前にγ線(16kGy)を照射し、その効果を、2ヶ月間貯蔵した後に化学的ならびに微生物学的に調べて比較した。貯蔵後のサイレージ中のVBN/TN比は、照射の有無によって明確な差異がみられ、γ線照射の殺菌効果によってサイレージの品質低下が防止できることが示された。さらに、羊を用いた嗜好性試験では、例外なく照射したサイレージが選択され、化学的な品質判定とまったく同一の傾向が観察された。γ線照射による過酸化脂質の増加はごくわずかで、有意な差はみられなかった。
カテゴリ アルファルファ 管理技術 飼料作物 評価法 品質保持 未利用資源

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