課題名 | 鶏サルモネラ感染症における血清学的診断技術の確立(89) |
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課題番号 | 1997003738 |
研究機関名 |
家畜衛生試験場(家衛試) |
研究分担 |
企連・病原微物官 |
研究期間 | 完H07~H08 |
年度 | 1997 |
摘要 | 鶏血清中の腸炎菌(SE)に対する抗体価を、市販のSEのリポポリサッカライドを抗原に用いたELISAにより測定し、抗体価はOD値で表した。平成7年度は、ELISAの非特異反応除去法について検討したところ、最も効果が高かったのはスキムミルクのブロッキング法とカオリン前処理鶏血清を組み合わせたブ・カ法であった。ブ・カ法による20週齢以降のSPF鶏の抗体価は、16週齢までと比べて高かった。平成8年度は、ブ・カ法を用いて、野外鶏のSEに対する抗体調査を実施した。清浄な養鶏場はSPF鶏よりもOD値が低く、由来が不明な野外鶏のOD値はSPF鶏より高かった。ELISAによるSEの診断基準について検討したが、陽性値を明確に出来なかった。 |
カテゴリ | 病害虫 診断技術 鶏 防除 |