課題名 | 日和見感染誘起病原体の電子顕微鏡による検討(97) |
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課題番号 | 1997003755 |
研究機関名 |
家畜衛生試験場(家衛試) |
研究分担 |
総合診断・病理診断研 |
研究期間 | 継H07~H09 |
年度 | 1997 |
摘要 | 平成8年度はボリビアサル(茨城県)、リスザル(愛媛県)の主として肝細胞にに寄生する原虫、山羊(熊本県)と馬(北海道)のクリプトスポリジウムを電子顕微鏡的に観察した。両サルともに、肝に小壊死巣が散見され、その中あるいは周囲に原虫を容れた肝細胞やクッパー細胞が見られた。サルに寄生していた原虫は基本的にはトキソプラズマ原虫と同様な構造をしており、電子顕微鏡及び免疫染色では同定できなかった。クリプトスポリジウムの山羊例では、マクロガメイトやシゾントを含むメロゾイトが観察されたが、馬例では感染数が少なく、スポロゾイトのみが観察された。 |
カテゴリ | 病害虫 馬 くり 診断技術 防除 山羊 |