課題名 | 牛及び羊のプリオン病の疫学的調査(101) |
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課題番号 | 1997003758 |
研究機関名 |
家畜衛生試験場(家衛試) |
研究分担 |
総合診断・病理診断研 |
研究期間 | 継H08~H10 |
年度 | 1997 |
摘要 | 羊からマウスへのスクレイピーの伝達試験では、羊:6/9で伝達でき、臓器の内訳は脳:5/9、リンパ節:2/3、脾:1/5、胎盤0/2である。また、モニタリングとしてマウスへ伝達したものでは、羊の脳(福島中家畜保健衛生所)0/8、後躯麻痺の臨床症状を呈した羊の脳橋、脾、リンパ節からは伝達できなかった。病理組織学的にも海綿状変性は見られなかった。家畜改良センターから送付された10個の胎盤のうち観察期間の終了した3個の胎盤からはスクレイピーは伝達されなかった。1996年6月に北海道で発生したスクレイピーの材料はマウスに接種済み。牛に関しては、各家畜保健衛生所ないし食肉衛生検査所からの問い合わせはなかった。 |
カテゴリ | 病害虫 診断技術 羊 防除 モニタリング |