課題名 | 哺乳動物で発現可能なCAGバキュロウイルス発現系を用いたプリオン蛋白質の発現と機能解析 |
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課題番号 | 1997003821 |
研究機関名 |
家畜衛生試験場(家衛試) |
研究分担 |
海外病・免疫研予防疫学研 |
研究期間 | 新H09~H14 |
年度 | 1997 |
摘要 | プリオン蛋白質(PrP)は神経細胞などに正常に認められる糖蛋白質であるが、生体内で何らかの原因でPrPSCフォームに変化するとプリオン病を引き起こす。狂牛病の発生機序を解明するためにも、生体内におけるPrPの機能を明らかにする必要がある。一方、昆虫細胞におけるバキュロウイルス発現系は、その類い希な蛋白質生産量によって、組換え型蛋白質の生産システムとして重用されている。そこで、この系を哺乳動物細胞でも発現できるように改良し(CAGバキュロウイルス発現系)、PrP遺伝子を牛・羊・マウス・豚など多種類の動物培養細胞に効率的に導入・発現することを試みると共に、組換え型PrPの効率的な生産システムを確立し、生体内における機能を調べる。さらに、異種動物細胞で発現されたPrPの性状の変化を解析する。 |
カテゴリ | 羊 豚 |