課題名 |
飼料作物の簡易評価法の開発(100) |
課題番号 |
1997000949 |
研究機関名 |
畜産試験場(畜試)
|
研究分担 |
栄養・消化微生研
|
研究期間 |
完H06~H08 |
年度 |
1997 |
摘要 |
ナイロンバッグ法による繊維成分の消化残渣の糖組成ではアルファルファ、イタリアンライグラス等において繊維成分の間に消失率の違いが認められたが、構成糖からその違いは説明できなかった。 ルーメン混合細菌を用いたインビトロ法により各種飼料の炭水化物の消長、構成糖の変化等を経時的に調べた結果、アルファルファ、イタリアンライグラスでは乾物(DM)、細胞壁成分(CW)と構成糖の総量との差が大きかった。また、アルファルファではDMとCWとの間に消失率に一定の差が認められた。残渣中の糖では、アルファルファ、イタリアンライグラスではグルコースの変化が大きかった。フスマではキシロース、グルコース、アラビノースの順に含量が多く、グルコースの減少が急であったが、キシロースは徐々に減少、アラビノースの変化は少なかった。酵素法のアミラーゼ処理により総繊維(OCW)の減少が認められたが、構成糖含量では処理の有無による差が少なかった。
|
カテゴリ |
アルファルファ
イタリアンライグラス
管理技術
飼料作物
評価法
|