課題名 | フィターゼの効果的利用による家禽からのリン排泄量低減化技術の開発 |
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課題番号 | 1997000993 |
研究機関名 |
畜産試験場(畜試) |
研究分担 |
栄養・中小家畜研(上席) |
研究期間 | 新H09~H11 |
年度 | 1997 |
摘要 | 養鶏用配合飼料中のリンの利用性を改善し、リン排泄量を低減化するには、植物性飼料原料に含まれるフィチンリンの利用性をいかに高めるかに掛かっている。これまでの成果で、リンの利用性を改善する手段として、脱脂米ヌカのオートクレーブ処理、大麦、小麦およびフスマの水浸処理、麦の利用がそれぞれ有効であることを明らかにした。現在、リン利用性改善の手段として最も有望視されているのは、飼料添加用酵素「フィターゼ」の利用である。フィターゼの効果的な利用によって、鶏が本来ほとんど利用できず排泄されるリンの大部分を占めるフィチンの形で存在するリン(フィチンリン)の利用性を改善し、従来の生産性を維持しつつ排泄リン量を低減化する技術を確立する。 |
カテゴリ | 大麦 小麦 鶏 |