課題名 | 害虫防除を目的とした情報伝達物質の探索とその素材利用 |
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課題番号 | 1997003532 |
研究機関名 |
蚕糸・昆虫農業技術研究所(蚕糸昆虫研) |
研究分担 |
機能開発・低分子研 |
研究期間 | 新H09~H12 |
年度 | 1997 |
摘要 | 近年は薬剤に対して抵抗性を持つ害虫が増加し、大量の農薬散布の結果、益虫までも駆除されてしまうケースが出てきている。一方、フェロモンは特定の種のみに活性を示すため、フェロモン利用による交信撹乱は、選択的な害虫防除技術に応用することが可能である。このことから9年度と10年度はフェロモン物質が未解明な昆虫の採集と飼育技術の開発、およびフェロモンの同定を行う。11年度と12年度には効率的なフェロモントラップを開発を行う。本研究を通じて効率的な交信撹乱による害虫防除を行い、化学農薬による環境汚染を軽減させるような害虫防除技術が期待できる。 |
カテゴリ | 病害虫 害虫 機能性成分 飼育技術 抵抗性 農薬 フェロモン 防除 薬剤 |