課題名 | 結球野菜自動収穫のための品質判定技術の開発(27) |
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課題番号 | 1997001550 |
研究機関名 |
野菜・茶業試験場(野菜茶試) |
研究分担 |
施設生産・機械利用研 |
研究期間 | 完H06~H08 |
年度 | 1997 |
摘要 | 結球野菜の選択的収穫作業の軽労化を図るためには、収穫適期を評価する技術が必須である。そこで、キャベツを対象に、結球の大きさ、硬さを推定し収穫適期を判断する手法の開発を行った。キャベツの結球と外葉の間に生じる影を抽出することにより、上方から撮影した画像から結球部のみを認識する画像処理手法を開発し、結球の大きさを推定した。また、結球上部を圧縮した際の変位量と圧縮力を測定できる硬度測定装置を試作し、結球を3mm圧縮したときの圧縮力を測定した。さらに、大きさ、硬さの推定結果から収穫適期を判断するファジー理論を構築した。大きさ、硬さを3つの関数で定義し、出力が1-5になるように収穫適期を5つの関数で定義した。ファジー理論の導入により作業者に近い判定を行うことができた。 |
カテゴリ | 画像処理 機械化 キャベツ 軽労化 |