課題名 | 蒸散制御による品質制御法の開発(92) |
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課題番号 | 1997001610 |
研究機関名 |
野菜・茶業試験場(野菜茶試) |
研究分担 |
施設生産・環境制御研(上席) |
研究期間 | 継H08~H10 |
年度 | 1997 |
摘要 | カオリン粘土鉱物は乾燥条件下において、蒸散抑制剤として使用されている。しかし、野菜類に利用した例はほとんど無く水分生理に関連した品質管理の面から効果を評価する必要がある。現在までに、カオリンを果実部に処理すると、クチクラ蒸散が約3倍に増加することを確認している。インタクトの果実で検討した結果、クチクラ蒸散が促進したためと考えられる糖度の上昇が確認された。従来の高糖度トマトの生産法はストレスを植物体全体に負荷するため収量が激減するが、これらの方法をさらに研究することにより、収量を減少させずに高糖度トマトを収穫できる技術が開発されると考えられる。 |
カテゴリ | 環境制御 乾燥 トマト 肥培管理 |