課題名 | 野菜に含まれる未利用機能性成分に関する研究(256) |
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課題番号 | 1997001796 |
研究機関名 |
野菜・茶業試験場(野菜茶試) |
研究分担 |
生理生態・品質解析研 |
研究期間 | 継H07~H12 |
年度 | 1997 |
摘要 | 本研究では、野菜成分の中から食品や生体内の有害微生物に対して抗菌性を有する物質を検索・同定し、天然抗菌性物質としての利用の可能性を検討する。8年度は、数種の香辛野菜等について抗菌活性の測定および抗菌性物質の検索を行った。供試試料のうち、セージ抽出液が最も高い抗菌活性を示し、次いでタイム抽出液の活性が高かった。これらの抽出液の抗菌スペクトルは類似しており、グラム陰性菌よりもグラム陽性菌に対して高い抗菌活性が認められた。タイム抽出液の抗菌活性は主に主要な揮発性成分であるThymolによるものであり、その他にCarvacrolも寄与しているものと考えられた。 |
カテゴリ | 機能性 機能性成分 セージ タイム 評価法 |