焼畑分布地域における土砂崩壊・土壌侵食危険度評価とMIの策定

課題名 焼畑分布地域における土砂崩壊・土壌侵食危険度評価とMIの策定
課題番号 1997001972
研究機関名 農業工学研究所(農工研)
研究分担 資源・土地研
研究期間 新H08~H12
年度 1997
摘要 焼畑農業の粗放的な営農形態は、土壌や気候条件によっては、土壌侵食や土砂崩壊を誘発し、耕作放棄後の植生回復を著しく阻害する場合がある。ここでは、焼畑分布地域を抱える熱帯諸国を対象に土砂崩壊・土壌侵食危険度評価を行い、焼畑が土地資源・地力へ及ぼす影響を流域単位で評価するためのMI(マクロインディケータ)の策定を行う。研究は、■焼畑、土砂崩壊・土壌侵食の関連データ収集(8年度)、■収集データに基づく概略MIの策定(9~10年度)、■リモートセンシングデータによる焼畑分布・営農パターン等詳細情報の把握(10~11年度)、■詳細情報に基づく概略MIの検証(11~12年度)の予定で実施する。8年度は、MIの基本的な考え方を整理するとともに、調査対象地域としたスマトラ島カンパル川流域の地形条件に関する情報を収集し、GIS上にデータベース化する作業を行った。GIS化したデータは、地形起伏図、傾斜区分図、河川流路網図、ランドシステム区分図の形で出力した。本課題で開発されるMIは、熱帯諸国における土砂崩壊・土壌侵食危険度の観点からの土地資源・環境診断に活用される。
カテゴリ 管理技術 データベース リモートセンシング

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