課題名 | 貯蔵施設の環境評価法の開発(114) |
---|---|
課題番号 | 1997002007 |
研究機関名 |
農業工学研究所(農工研) |
研究分担 |
農地・施設環境研 |
研究期間 | 完H07~H08 |
年度 | 1997 |
摘要 | 北海道で青果物貯蔵によく用いられるタイプの貯蔵施設を対象とした施設内3次元乱流場の数値シミュレーションをk-e型2方程式モデルを用いて行った。吸・排気系の形態が施設内気流環境に及ぼす影響を体系的に評価できるように、吸込ダクトや吹出ダクトの長さを変化させて計算を行った。これら計算結果のベクトル分布、スカラー分布、及びパーティクルの動きをAVS(Application Visualization System)により、可視化表示するモジュールを作成し、気流環境の比較・検討を試みた。また、施設形状や吸・排気系の形態をパラメータ化して計算条件の変更が容易に行えるようにした。可視化により、3次元の複雑な気流性状が把握でき、各ケースの比較が容易となった。また、パーティクルの動きのアニメーション表示から物質の滞留時間や場所を把握でき、各ケースにおけるエチレン等の有害物質の除去能力の評価・検討にも有用と考えられた。成果は学会誌等に公表した。 |
カテゴリ | カラー 管理技術 評価法 |