課題名 | リモートセンシングによる局地気象の解析(11) |
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課題番号 | 1997002988 |
研究機関名 |
四国農業試験場(四国農試) |
研究分担 |
作物開発・気象資源研 |
研究期間 | 継H06~H10 |
年度 | 1997 |
摘要 | 霧の影響を明らかにするため、愛媛県大洲盆地において定点観測及びインターバルビデオによる俯がく観測を実施した。霧は9月下旬から発生し始め、観測期間中(1995年9月8日~1996年2月5日)の霧の発生回数は46日であった。特に、10月と11月は2日に1度の割合で霧が発生した。霧の消散が遅い場合には日の出後4時間以上霧が残っていた。また、霧の消散時刻は日の出時刻が遅くなるとともに遅れる明瞭な季節変化が認められた。霧の影響として、日射の減少、夜間冷却の抑制、日の出後の気温上昇の抑制、過湿があげられる。日射に関しては、月積算日射量の数%が霧によって遮蔽されていた。 |
カテゴリ | 機能性 リモートセンシング |