課題名 | 気温・土壌水分環境がヤーコンの生理反応に及ぼす影響の解明 |
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課題番号 | 1997002991 |
研究機関名 |
四国農業試験場(四国農試) |
研究分担 |
作物開発・果樹栽培研気象資源研資源作育研(上席1) |
研究期間 | 単H08~H08 |
年度 | 1997 |
摘要 | ポット栽培のヤーコンを用いて、気温、土壌水分の差違が光合成速度に及ぼす影響について調べた。土壌水分は灌水量の制御により、気温はガラス温室の設定温度により処理区を設けた。土壌水分と光合成速度の測定は、灌水処理開始前及び処理後第1、2、4週目に行った。土壌の含水比は処理開始2週目までにほぼ一定となった。光合成速度は処理後第2週目まではどの区においても低下したが、特に灌水量が不十分で夜温が高い条件では著しく低下した。これは夜間の高温によって根の吸水が阻害されたことが原因と考えられた。処理後第4週目に新しい環境に適応した新葉が展開すると光合成速度は処理開始前の50~80%まで回復した。 |
カテゴリ | 機能性 ヤーコン |