課題名 | 植物免疫機能賦活化手法に関する基礎的研究 |
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課題番号 | 1997003012 |
研究機関名 |
四国農業試験場(四国農試) |
研究分担 |
作物開発・病虫害研 |
研究期間 | 単H08~H08 |
年度 | 1997 |
摘要 | タバコモザイクウイルス(TMV)による抵抗性反応であるタバコの局部病斑の形成に及ぼす抵抗性誘導剤プロベナゾールとサッカリン、サルチル酸の影響を調べた。3薬剤をそれぞれ処理したタバコでは病斑の増加は無処理の場合より速まり、病斑は小さくなった。サッカリンとサルチル酸の両方を処理すると病斑はより小さくなり、相乗効果が認められた。また、プロベナゾールにはTMVによる全身感染のモザイク症状のマスキングを促進する働きがあることが明らかになった。さらに、3薬剤を8科22種の作物に処理し薬害の発生を調査した結果、ナス科のトマト、ナス、オクラには薬害の発生が認められず、これらの作物の病害防除に3薬剤が使用できる可能性が示唆された。 |
カテゴリ | 病害虫 オクラ かりん 機能性 総合防除技術 たばこ 抵抗性 トマト なす 防除 モザイク症 薬剤 |