課題名 | トマト品種等のタバココナジラミに対する耐虫性の探索(64) |
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課題番号 | 1997003013 |
研究機関名 |
四国農業試験場(四国農試) |
研究分担 |
作物開発・病虫害研(上席2) |
研究期間 | 完H06~H08 |
年度 | 1997 |
摘要 | タバココナジラミ新系統(シルバーリーフコナジラミ)に対する耐虫性トマトを探索するため、代表的市販品種15種および野生種とその近縁種12種・系統における成虫の選好性、増殖性等を調査した。増殖性はポットに植えた植物にゴースの袋を被せて成虫を放飼し、約1ヶ月後に次世代の蛹と蛹殻の数により調査した。市販品種では成虫選好性、増殖性に品種間で有意な差はなく、優れた耐虫性は認められないと判断した。野生種と近縁種については、Lycopersicon parviflorum(LA247)、L.pennelii(LA1302)では次世代数が栽培品種に対し著しく少なく、耐虫性育種素材となる可能性が示された。今後は野外における検討が必要と思われる。以上の成果は日本応用動物昆虫学会にて発表した。 |
カテゴリ | 病害虫 育種 害虫 機能性 生物的防除 タバココナジラミ トマト 品種 防除 |