課題名 | 寒冷地における直播栽培用品種の選定(196) |
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課題番号 | 1997002359 |
研究機関名 |
東北農業試験場(東北農試) |
研究分担 |
水田利用・栽培生理研 |
研究期間 | 延H05~H09 |
年度 | 1997 |
摘要 | 東北農試稲育種研で育成された新しい系統を中心に湛水散播栽培を行い、耐倒伏性、収量性を比較した。その結果、ふ系164号、奥羽355号、奥羽360号が良食味系統としては比較的短稈で直播に適すると判断された。とくにふ系164号は、m2当たり720gと最多収であった。耐倒伏性については、品種「どまんなか」を対象に開発されたモデル式を用い、各栽培条件ごとに倒伏を軽微にとどめるために必要な限界稈長レベルを推定した。これよると播種深度5mm、土壌の表面硬度が1kg/cm2?株密度がm2当たり80株とした場合、稈長は概ね75cm以下であることが必要と判断された。上記3品種の稈長はこの条件にほぼ適応可能なレベルであった。上記品種の内奥羽360号の現地での生産性を確認するため、研究期間を延長する。 |
カテゴリ | 育種 栽培条件 直播栽培 水田 水稲 超省力 播種 品種 良食味 |