課題名 | ダイズの根粒着生性の品種間差 |
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課題番号 | 1997002470 |
研究機関名 |
東北農業試験場(東北農試) |
研究分担 |
作物開発・育種工学研 |
研究期間 | 新H09~H12 |
年度 | 1997 |
摘要 | ダイズにおいて窒素固定を強化した品種の育成に役立てるため、現在ある品種や系統の中から根粒数の多いものを見つけだし、その遺伝様式や根粒数を増加させる機構を解明することを目的とする。9年には、多くの品種を供試して根粒数および大きさの違いについて調べる。この中から特徴的なものを取り上げて栽培条件の影響や菌株特異性について調べ、そこで現れた根粒着生形質が環境によるものではなく遺伝的に支配されていることを確認する。10年に、接ぎ木試験や植物ホルモン反応の試験等で根粒着生制御機構について解明する。また、交配実験によって遺伝様式を解明する。11、12年には、関与する遺伝子を単離し、形質転換等に役立てる。この結果は、根粒着生機構の解明や、窒素肥料投与の軽減につながると考えられる。 |
カテゴリ | 肥料 育種 栽培条件 大豆 接ぎ木 品種 |