課題名 |
土壌伝染性糸状菌病に対する菌食性線虫の抑制能力の評価(213) |
課題番号 |
1997002511 |
研究機関名 |
東北農業試験場(東北農試)
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研究分担 |
畑地利用・畑病虫研
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研究期間 |
継H07~H09 |
年度 |
1997 |
摘要 |
福島県及び青森県内の4地点から採集したニセネグサレセンチュウ4系統のフザリウム菌を餌にした場合の増殖性を比較した。供試菌は、野菜の病原菌5菌株(キャベツ萎黄病菌、トマト萎凋病菌、キュウリつる割病菌、ユウガオつる割病菌、ネギ萎凋病菌)及びダイズシストセンチュウ卵寄生菌1菌株である。各菌株をシャーレ内のPDA培地で培養し、線虫の成虫を20頭ずつ接種し、25℃で20日間培養後、ベールマン分離器にかけて線虫の個体数を数えた。その結果、線虫の4系統ともシャーレ当たり8,000~154,000頭に増殖したが、線虫系統及び菌株により線虫の増殖性が有意に異なった。菌株ごとにみると、線虫のいずれの系統ともキャベツ萎黄病菌で最も増殖性が大きかったが、その程度は線虫の系統間で異なり、郡山>福島>黒石>会津の順であった。
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カテゴリ |
萎黄病
害虫
キャベツ
きゅうり
大豆
トマト
ねぎ
ゆうがお
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