課題名 |
強害帰化植物の蔓延防止技術の開発(242) |
課題番号 |
1997002551 |
研究機関名 |
東北農業試験場(東北農試)
|
研究分担 |
草地・飼料作物研
|
研究期間 |
完H05~H08 |
年度 |
1997 |
摘要 |
強害雑草の情報収集と動向予測では、2度の調査で23科75種と2類が雑草として報告され、この内要注意草種としてイチビ、ヒルガオ類ほか15種2類を選定し、成果情報として報告した。生態解明と制御法の開発については、イチビでは実生の発生深度は10■以浅であり、これより深い所の種子は休眠状態にあること、6月の上旬までに年間発生量の9割以上が発生し、またこれ以降発生した実生はとうもろこし群落内においてはほとんど結実できない事が明らかとなった。ヒルガオでは、圃場内での分布は耕起作業によりが広がり、地下茎は1年間で100倍以上に伸長するが、地上部を1、2回刈取ることにより地下茎の伸長は半減するものの、完全な防除のためには5回以上の刈取が必要である。しかしこれは現実的ではないため、新規課題を立て試験を継続する。本成果は学会等で報告済みである。
|
カテゴリ |
病害虫
雑草
飼料作物
中山間地域
とうもろこし
肉牛
防除
|