課題名 | ダブルトランスフォーメイションと選抜マーカー遺伝子除去技術システムの開発 |
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課題番号 | 1998000629 |
研究機関名 |
農業生物資源研究所(生物研) |
研究分担 |
生物工学・遺伝設計研生殖制御研 |
研究期間 | 新H10~H12 |
年度 | 1998 |
摘要 | アグロバクテリウムを介する形質転換法においては、従来1種類のバイナリーベクターを用いて1種類の薬剤耐性マーカーにより組換え体を選抜する方法が中心であった。しかしながら、近年選抜マーカーとして用いられている抗生物質耐性遺伝子の安全性について議論されており、これを除去することが望まれている。したがって、選抜マーカーを形質転換体から取り去る技術を確立することは組換え作物の実用化の観点からも重要である。10年度においては、コインテグレイト型のGV3101とバイナリー型のMP90をタバコSR-1へ導入し、ハイグロマイシンならびにカナマイシン抵抗性を同時に有する再分化個体を選抜する。さらに、形質転換タバコを生育させ、後代の種子を得て、11年度の実験に供する。 |
カテゴリ | 育種 たばこ 抵抗性 薬剤耐性 |