課題名 | 近畿中国内陸地域における高収益水田利用方式の解明(9) |
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課題番号 | 1998002825 |
研究機関名 |
中国農業試験場(中国農試) |
研究分担 |
総合研究・経営管理研 |
研究期間 | 継H08~H10 |
年度 | 1998 |
摘要 | 地域特産物として山の芋あるいは黒大豆の生産に取り組む事例の分析から、町、農協等による支援システムの機能を明らかにした。すなわち、統一した種芋・種子の農家への安定供給体制の整備が、特産物の品質安定化の基礎条件となっている。また、乾燥等の作業受託への対応を図り、農家の労働力不足に対処している。さらに、販売面では、契約栽培に基づく農協買い取り方式が価格の安定化に寄与しているとともに、販路拡大、加工品の商品化と新たな需要の開拓において重要な支援機能を果たしている。このような特産物生産に関わる支援システムの構築が、産地形成を促進し、特産物を導入した水田作農業の成立と継続のための条件になっている。 |
カテゴリ | 加工 乾燥 水田 大豆 中山間地域 |