課題名 | 土壌微生物特性による塩類集積土壌の診断技術の開発(94) |
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課題番号 | 1998002909 |
研究機関名 |
中国農業試験場(中国農試) |
研究分担 |
畑地利用・畑土壌研 |
研究期間 | 完H06~H09 |
年度 | 1998 |
摘要 | 肥料成分による土壌中の塩類濃度の上昇はバイオマス当りの呼吸活性を概して低下させるが、同時にpH、土壌水分、土壌の種類も若干の影響を及ぼし、有機物の質と量は著しい影響を及ぼした。微生物バイオマスは、塩類濃度の影響を受けにくいので診断指標としては不適当である。一方、バイオマス当りの呼吸活性は、有機物施用条件においても適用可能な、塩類集積条件における診断指標として有効であると考えられた。また、塩類集積条件においても微生物活性を高めうる有機物として、未分解有機物の有利性が示唆されたので、未分解有機物の活用による連作障害軽減効果を、周年生産のための根域環境改善技術の開発において検討する。 |
カテゴリ | 肥料 診断技術 連作障害 |