| 課題名 | 樹木情報による森林災害環境の解析手法の開発(75) |
|---|---|
| 課題番号 | 1998004528 |
| 研究機関名 |
森林総合研究所(森林総研) |
| 研究分担 |
森林環境・林災研 |
| 研究期間 | 完H01~H09 |
| 年度 | 1998 |
| 摘要 | マスコミで森林衰退の危機が危惧されている奥日光山岳地帯のシラビソ、オオシラビソ、ウラジロモミ等の衰退原因は主としてニホンシカによること、また、ダケカンバの衰退は台風、凍害、ナラタケ菌による複合被害によるものと推定された。ダケカンバ苗木による夏期の摘葉試験の結果、8月上旬の摘葉では2回目の開葉が確認され、気象害、虫害などで葉に異常が生じた場合、葉を再生することが推定された。しかし、1回の越冬後、摘葉した枝先が枯死した。男体山のダケカンバ稚苗は越冬後急速に個体数が減少するが、その原因のひとつは凍上害であった。ダケカンバの枝先の枯死部分には、高頻度で凍傷痕が確認された。男体山周辺の風害による倒木は、ほとんどが根腐れを生じていた。樹木の幹断面における凍傷痕の形態は、樹種間差はなく扇形の変色(赤褐色)であった。 |
| カテゴリ | 害虫 シカ 凍害 |