| 課題名 |
森林資源勘定策定手法の拡充に関する研究(283) |
| 課題番号 |
1998004723 |
| 研究機関名 |
森林総合研究所(森林総研)
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| 研究分担 |
林業経営・経済研(科長)
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| 研究期間 |
継H07~H12 |
| 年度 |
1998 |
| 摘要 |
9年度は3つの側面からこの分野の研究動向に関する情報収集を行った。第一に、ミクロレベルの林業会計分野の環境会計に関する研究動向、第二に、国民経済計算・マクロ会計分野からの社会会計アプローチ、第三に、マクロの物量ベースの環境勘定アプローチである。第一の点に関し、1997年4月にフランスで開催されたIUFROシンポジウム「環境にやさしい林業のための、会計学・経営学・経済学における近年の発展」に参加し、ミクロ会計の立場から、各国の税制に応じた会計制度(資産評価など)が比較分析されている状況が伺われた。第二の点について、企業会計への環境会計の導入に関するUNCTADの報告が、川上から川下まで垂直統合された架空の林産企業をモデルとして、川上における再生可能自然資源の扱いと川下における廃棄物の扱いを論じており、これを分析した。第三の点について、欧州統計局のスタッフが提案したマクロレベルの「森林勘定フレームワーク」を分析した。物量ストックと廃棄物に重点の置かれた枠組みであることが明らかとなった。
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| カテゴリ |
管理システム
経営管理
ストック
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