課題名 | 栽培方法の相違によるきのこフレーバーの相違(484) |
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課題番号 | 1998004936 |
研究機関名 |
森林総合研究所(森林総研) |
研究分担 |
生物機能・きのこ生研 |
研究期間 | 継H08~H13 |
年度 | 1998 |
摘要 | 一般的に、菌株が同一なきのこでも天然産と人工栽培産、人工栽培でも原木栽培と菌床栽培、原木栽培でも樹種により、菌床栽培でも培地添加剤によりフレーバー、つまり味、香りが異なるなどと言われている。本年度は、菌床栽培で、樹種の相違、培地添加剤の相違がきのこの香りに与える影響について検討した。香り成分の抽出は、蒸留ー溶媒抽出組み合わせ法を行い、エーテルで回収した。抽出物をGCにより分析した。香り成分は、共通した成分1-Octen-3-ol,3-Octanol,3-OctanoneなどのC8化合物などの共通した成分もあるが、明らかに、樹種、栄養剤の違いによる成分が存在した(未同定)。なお、多試料の分析を行うためには、常時使用可能なGC-MSが必要である。 |
カテゴリ | 遺伝資源 香り成分 |