山岳地における表層雪崩の予測法の開発と検証(680)

課題名 山岳地における表層雪崩の予測法の開発と検証(680)
課題番号 1998005133
研究機関名 森林総合研究所(森林総研)
研究分担 関西十日町森林環境・水資源研防災研防災林研(主研)
研究期間 継H09~H10
年度 1998
摘要 交流電源のない山岳地で積雪深の自動計測を可能にするため、太陽電池とバッテリーで、1時間に10分間だけ超音波積雪深計が作動するように工夫した。その結果、宝川初沢において1冬を通じて1時間毎の積雪深のデータを得ることができた。他の気象要素についても1冬季間、1時間毎に自動計測した。現在、これらのデータを用いて、降雪深、融雪深などの推定法を検討中である。宝川初沢の積雪の内部構造と雪崩発生状況調査は厳冬期に実施したが、積雪は丈夫なシマリ雪で構成されており、雪崩の起こった形跡はなかった。そこで、平成7年に発生した表層雪崩2件について、その発生要因を解析した。2件とも最高気温-6度、最低気温-10度の寒冷下で、日降雪深は46cmと61cmの激しい降雪の時に発生していた。(2-2-3)。
カテゴリ 管理技術 自動計測 中山間地域 発生要因分析

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