課題名 | オオゾウムシの生活史の解明(791) |
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課題番号 | 1998005223 |
研究機関名 |
森林総合研究所(森林総研) |
研究分担 |
九州・昆虫研 |
研究期間 | 継H06~H10 |
年度 | 1998 |
摘要 | 前年夏にオオゾウムシに産卵された丸太の回収調査の結果、多くの個体が産卵翌年の夏以降に羽化脱出することが確認された。産卵翌年の11月時点でも材内には幼虫が見られたがその数は少なく、産卵2年後の羽化脱出はほとんどないと考えられた。本年春に15日間隔で林内に搬入した丸太では、5月1日以降に搬入した丸太でのみ本種の産卵が認められ、これまでの知見もあわせ、調査地における本種の産卵開始時期は4月下旬~5月上旬と推定された。本種は成虫態でも越冬し、その際地中へもぐる等の特別な行動は見られないことを確認した。 |
カテゴリ | 亜熱帯 害虫 管理技術 |