課題名 | 暖地性野生きのこの収集と分類(798) |
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課題番号 | 1998005230 |
研究機関名 |
森林総合研究所(森林総研) |
研究分担 |
九州・特産研 |
研究期間 | 継H06~H10 |
年度 | 1998 |
摘要 | 国内外から野生きのこ約700点を収集し、菌株100系統を分離した。奄美大島においては133点を採集した。奄美大島で採集したビロウスギタケは、1936年に小笠原父島で採集、新種として報告後、採集例の無かった種である。佐多岬では熱帯性の菌が確認され、この地域を北限とす熱帯性きのこが多いことが予想される。モンゴルにおいてモウコシメジを採集し、子実体から分離培養を行った。培養菌糸の形態は、日本本土に分布する同属のニオウシメジに似ている。熊本市内での採集品の多くは、九州支所立田山試験地からのものである。収集した貴重な標本の保管場所が無く支障をきたしているので、標本庫が必要である。遺伝子解析を迅速かつ効率的に行うために、自動塩基配列決定装置が必要である。 |
カテゴリ | 亜熱帯 管理技術 |