課題名 | 九州地域における収穫試験地資料を用いた長伐期林の暫定収穫予測(809) |
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課題番号 | 1998005239 |
研究機関名 |
森林総合研究所(森林総研) |
研究分担 |
九州・経営研 |
研究期間 | 継H08~H12 |
年度 | 1998 |
摘要 | 収穫試験地調査計画に従い、尾鈴収穫試験地(日向営林所管内)の胸高直径ならびに樹高の毎木調査を実施し、林分構造の解析を行った。今回の調査は、九州地方に大きな被害をもたらした1991年の台風襲来後、初めてのものである。今回の残存木の平均胸高直径は28.7cm、その平均樹高は20.9mであった。胸高直径ならびに樹高の経年変化について図化してみると、胸高直径・樹高とも直線的な成長を続けていることが読みとれた。立木本数は,台風被害により前回の調査時より172本/ha、18.1%の減少となっていた。幹材積の経年変化を見てみると、前回のヘクタールあたりの林分幹材積より減少が見られた。また連年成長量及び成長率ではマイナス値を示した。今後、台風被害の回復を調査するのに興味深い試験地となっている。 |
カテゴリ | 亜熱帯 管理技術 経営管理 収穫予測 |