課題名 | 紫外線照射によるカンキツのフィトアレキシン、スコパロン誘導の品種間差異(35) |
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課題番号 | 1998001271 |
研究機関名 |
果樹試験場(果樹試) |
研究分担 |
カンキツ・育種研 |
研究期間 | 継H09~H10 |
年度 | 1998 |
摘要 | 紫外線照射(UV)により、カンキツのフィトアレキシン(抗菌物質)であるスコパロンの生成量の幼葉、幼果における品種間差異を明らかにした。サンプルに対するUV照射時間は障害がなく、スコパロンの生成力が高い20分間の照射によって比較した。ウンシュウミカン他29種・品種のカンキツを供試した。幼葉ではポンカン、レモン、キンカン、ヒュウガナツ、ハッサクが、幼果ではレモン、キンカン、ヒュウガナツ、ハッサク、津之香が、スコパロンの生成力が高かった。一方エレンデールのようにスコパロンがほとんど誘導されない品種もあった。また、品種間のスコパロン生成力の多少と分類学的類縁との間には関連は認められなかった。 |
カテゴリ | 遺伝資源 温州みかん きんかん 台木 はっさく 日向夏 品種 ぽんかん レモン その他のかんきつ |