課題名 | 大規模直播水田における害虫発生実態の解明と省力的害虫密度推定法の開発(42) |
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課題番号 | 1998002690 |
研究機関名 |
北陸農業試験場(北陸農試) |
研究分担 |
水田利用総合研究・栽培生理研総研1虫害研 |
研究期間 | 完H05~H09 |
年度 | 1998 |
摘要 | 潤土直播栽培は水稲の初期生育が遅れるなど、移植水稲とは生育様相がかなり異なってくる。このような栽培体系の変化に伴う害虫の発生実態を解明し、効率的な防除技術の確立を図ろうとした。また、直播栽培で問題となる鳥害の被害許容水準を策定しようとした。直播栽培ではケラ、イネヒメハモグリバエ、イネツトムシ、コブノメイガが多発生した。ケラは水田が好適な生息環境であり、他の3種は成虫の産卵選択によって多発生した。鳥害を想定して出芽苗立ち数を減少させると株当たり穂数、1穂籾数が増加し、単位面積当たり籾数が確保されるなどの補償作用が認められ、■当たり苗立ち数が20本以上確保されると大きな減収とはならない。得られた成果は北陸農業研究成果情報14号で公表した。 |
カテゴリ | 病害虫 害虫 軽労化 栽培技術 栽培体系 直播栽培 水田 水稲 鳥害 低コスト 防除 良食味 |