課題名 | 窒素溶脱低減のための改良資材投入技術の開発(29) |
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課題番号 | 1998003119 |
研究機関名 |
九州農業試験場(九州農試) |
研究分担 |
生産環境総合研究・総研2土微研 |
研究期間 | 継H08~H12 |
年度 | 1998 |
摘要 | 土壌下層に有機資材等を投入することにより、野菜畑、飼料作畑に施用された過剰窒素の溶脱を防ぐことを目的に試験を行い、以下の点を明かとした。1)有材心破プラウにより、大麦稈を第1プラウによって作られたすき溝に投入することができる。2)大麦稈の影響で、にんじん、ピーマン、かんしょの収量、品質は低下しない。また杉おがくず、大麦稈およびかんしょ澱粉滓の影響でごぼうの収量、品質は低下しない。3)下層土壌の水抽出態窒素は、大麦稈や杉おがくずを投入した方が資材なしに比してやや少ない。4)資材投入によって微生物数が増大し、亜硝酸酸化菌や脱窒菌も増加する。5)土壌水分は杉おがくずの投入により、変動が少なくなる傾向がある。 |
カテゴリ | 大麦 かんしょ ごぼう 水田 にんじん ピーマン レタス |