課題名 |
暖地向き青刈りえん麦品種の育成(145) |
課題番号 |
1998003236 |
研究機関名 |
九州農業試験場(九州農試)
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研究分担 |
草地・牧草育種研(上席)
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研究期間 |
継H03~H12 |
年度 |
1998 |
摘要 |
個体選抜では、出穂性に重点をおき、耐倒伏性及び病害抵抗性を考慮して7年度交配群(F4)から64個体、7年度交配群(F2)から32個体を選抜・採種した。温室で世代を進め、それぞれF6、F4の種子を採種した。さらに、7年度交配群についてはF25組合せのF3種子を得た。都城では倒伏の被害が多発し、倒伏が少ない系統だけの収穫調査を行った。出穂は「はえいぶき」と同程度か遅かったが、乾物率は上回るものもあった。特に、乾物率と乾物収量が高かった3系統が有望である。系適では、早播き栽培における九州5~8号の出穂始は「はえいぶき」より5~7日遅いが、刈取期までには乳熟期に達した。短稈系統である九州5号は、全試験地において倒伏程度が小さく、他の品種・系統が全面倒伏した九州農試の標準播きにおいても倒伏は少なかった。冠さび病の罹病は、九州5号、7号が著しく少なかった。
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カテゴリ |
育種
えん麦
飼料作物
病害抵抗性
品種
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