課題名 | 粗飼料の省力・低コスト利用・調製技術の確立(167) |
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課題番号 | 1998003260 |
研究機関名 |
九州農業試験場(九州農試) |
研究分担 |
畜産・栄養飼料研(上席) |
研究期間 | 完H05~H09 |
年度 | 1998 |
摘要 | 暖地向き自給飼料調製技術を確立・普及する目的で熊本県菊池郡泗水町永地区を対象として試験した。その結果、暖地型永年牧草3草種の1番草の選択採食性はバヒアグラスが最もよく、かつ乾物消化率も約55%とイタリアンライグラスとほぼ同等の値を示し、有望な草種であることがわかった。ロールベール調製作業用の糖蜜添加機を組み立て供試した。糖蜜添加により水分56%のロールサイレージで発酵促進を確認した。酪農家10戸により3組のロールベーラが導入され、女性の労働強度がい著しく軽減され、作業も極めて迅速化できた。ロールベールサイレージに調製されるイタリアンライグラスの栽培面積を、3年間で140%に拡大できた。 |
カテゴリ | イタリアンライグラス 飼料作物 低コスト 乳牛 評価法 |