課題名 | 水稲良質安定多収品種の育成(222) |
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課題番号 | 1998003317 |
研究機関名 |
九州農業試験場(九州農試) |
研究分担 |
水田利用・稲育種研 |
研究期間 | 継S26~H10 |
年度 | 1998 |
摘要 | 暖地における水稲には台風の襲来、病害虫の発生等の障害が多い。また、温暖なため多様な農業が展開されており、麦作・飼料作などの冬作物も多い。そのため6月中下旬を移植期とする普通期作水稲が基本である。したがって、暖地において安定性の高い普通期作に適する良質安定多収品種開発のために、育成中の26系統の地方番号系統を奨励品種決定試験に供試した。そのうち、西海187号が酒米用品種として有望視されたが、採用予定県の試験では心白発現率がほぼ0%であることから、酒米としての格付け困難であり、採用は見送られた。配布中の系統では西海232号および234号が有望視されている。新配布系統として極良食味の西海237~241号の5系統を育成した。なお、西海238号は直播適性も良好である。 |
カテゴリ | 害虫 加工 酒造好適米 需要拡大 水稲 品種 品種開発 良食味 |