甘しょのベータアミラーゼ欠損及び低ポリフェノール品種の開発(237)

課題名 甘しょのベータアミラーゼ欠損及び低ポリフェノール品種の開発(237)
課題番号 1998003334
研究機関名 九州農業試験場(九州農試)
研究分担 畑地利用・甘育研
研究期間 継H03~H12
年度 1998
摘要 温暖地の重要な畑作物であるかんしょは、現在主として青果用やでん粉原料として利用されているが、今後はさらに食品加工用としての利用が重要となってくる。そこで塊根中のベータアミラーゼ活性やポリフェノール含量を遺伝的に制御し、加工に適した品種を開発する。また、加工素材の高付加価値化、原料いもの低コスト生産を可能とするため、高色素特性および省力栽培に適する特性の導入を図る。加工用として、高カロテン系統「九州114号」「九州122号」「九州131号(九系193)」、高アントシアン系統「九州119号」「九州132号(九系194)」「九系174」「九系184」などを育成した。「九州114号」は、塊根中にβ-カロテンを多量に含み、高カロテン系統としては切干歩合が高く、また従来の高カロテン品種「ベニハヤト」より収量性が優れ、パウダー用加工原料に適する。9年度農林登録予定である。「九州132号」は、従来の高アントシアン品種「アヤムラサキ」より、多収で、いもの外観も優れ、加工用として有望である。パウダー用加工原料に適する品種として、高アントシアン品種「アヤムラサキ」を選定した。製めん適性の優れた品種として「ジョイホワイト」を選定した。ポリフェノールオキシダーゼ活性の簡易判定の結果、クロロゲン酸を基質とした場合品種間差が非常に大きく、「九州114号」等の高カロテン系統では、基質の褐変が認められなかった。
カテゴリ 加工 かんしょ 高付加価値 需要拡大 低コスト 品種

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