低アミロースサツマイモの創成のための品種選別および検定

課題名 低アミロースサツマイモの創成のための品種選別および検定
課題番号 1998003337
研究機関名 九州農業試験場(九州農試)
研究分担 畑地利用・甘育研
研究期間 新H09~H11
年度 1998
摘要 南九州ではサツマイモ生産の約半分をでん粉原料用として利用してきたが、でん粉輸入自由化の中でサツマイモでん粉生産は苦しい状況に立たされている。サツマイモでん粉の用途拡大のためには特殊なでん粉特性を持つサツマイモを開発することが必要である。そこで、本研究では、でん粉のアミロース含量に注目し低アミロースサツマイモを創成するための品種選別および検定、評価する事を目的とする。9年度は、近赤外分光分析法によるアミロース含量の簡易測定法の開発と低アミロース系統および高アミロース系統の選抜を行った。原料用生産力検定予備試験供試材料の生いもカンショパウダーを用いて、近赤外分光法の検量線を作製した。その精度を確認したところ、平滑化、3波長(1004, 1164, 1312 nm)を使用した検量線において最も高い相関係数0.8528と最も低いSEP(Standard Error of Prediction)1.110が得られた。この検量線を用い、173の育成系統についてアミロース含量を測定し、低アミロース系統10系統および高アミロース系統10系統を選抜した。
カテゴリ ICT 加工 簡易測定 かんしょ 需要拡大 品種

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