課題名 | 病害虫被害の経済的評価に関する調査研究(70) |
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課題番号 | 1998000084 |
研究機関名 |
農業研究センター(農研センタ) |
研究分担 |
経営管理病害虫防除・園芸経営研耕種経営研虫害研 |
研究期間 | 継H08~H10 |
年度 | 1998 |
摘要 | 今後の植物検疫に必要な病虫害の経済的評価法を補完する資料を得る。イネミズゾウムシは発生数に年次変動があるが、無防除水田の平均幼虫数は20頭/株であった。無防除水田では密度増加が懸念される。食葉性イネツトムシは少発生年でも,要防除水準に達した。空散地域の水田の害虫・天敵等の生物数は低位に抑えられていた。非空散地域の水田は天敵数も多いが、それ以上にウンカ、ヨコバイなどの害虫数が多かった。このように国内の水田は害虫の多発を誘発する潜在的な収容力を十分備えていると考えられる。マメハモグリバエの発生は4~7年に拡大し、特に露地野菜、花きのキク、トマトおよびナスで発生面積が多く、トマトでの発生面積率は7年には20%以上に達した。 |
カテゴリ | 病害虫 害虫 管理技術 きく 植物検疫 水田 低コスト トマト なす 評価法 防除 |