課題名 | 根系機能と土壌環境からみた大豆多収要因の解明(138) |
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課題番号 | 1998000155 |
研究機関名 |
農業研究センター(農研センタ) |
研究分担 |
生理品質・豆栽生理研 |
研究期間 | 継H09~H11 |
年度 | 1998 |
摘要 | 水田転換畑の大豆栽培では、過湿土壌で酸素が不足して発芽不良となりやすい。そこで、出芽不良の生育・収量への影響をみたところ、発芽不良の大豆はその後の生育が抑制され、子実重が30%以上も低下していた。一方、トウモロコシでは収量低下が認められず、大豆での出芽時酸素の重要性が指摘された。発芽不良の生育・収量への影響には系統間で差が認められたことから、育種的な改善が可能と考えられる。また、石膏施用による影響も検討したところ、子実収量が無施用区より20%以上増大していた。Ca要求量の低い小麦では増収せず、Ca要求量の高い大豆では石膏施用でCa吸収量が高まり増収すると判断される。 |
カテゴリ | 安定栽培技術 育種 栽培技術 出芽不良 水田 大豆 とうもろこし 土壌環境 発芽不良 品種 |