課題名 | 作物ファイトプラズマの病原性の解析(145) |
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課題番号 | 1998000163 |
研究機関名 |
農業研究センター(農研センタ) |
研究分担 |
病害虫防除・マイコ病研 |
研究期間 | 継H08~H12 |
年度 | 1998 |
摘要 | タマネギ萎黄病株より見いだされた病徴変異株(OY-M)からさらに虫媒率等の変異株の作出を試みた。その結果供試した20個体のシュンギクのうち、虫媒率の低下あるいは喪失のみられるものが5個体出現した。この個体を用いてさらに接ぎ木と媒介虫による接種を行ったところ、虫媒率の低下が見られなかった対照と比較して、接ぎ木後も虫媒率の低下する傾向が認められた。また、他のファイトプラズマ病の病徴変異株の作出も試みたところ、レタス萎黄病ファイトプラズマをシュンギクで継代し、野生株と異なる病徴を安定して示す株(LY-M)を選抜した。以上の結果、レタス萎黄病病徴変異株を作出し、OY-Mから虫媒率の低下した変異株の作出の可能性が得られた。 |
カテゴリ | 病害虫 萎黄病 害虫 管理技術 しゅんぎく たまねぎ 接ぎ木 レタス |