課題名 | 有用植物と濾材を組合せた資源循環型水質浄化システムの開発-植物の栽植組合せ、栽培管理技術の確立-(260) |
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課題番号 | 1998000269 |
研究機関名 |
農業研究センター(農研センタ) |
研究分担 |
土壌肥料・水質保全研 |
研究期間 | 継H08~H12 |
年度 | 1998 |
摘要 | 夏期の水生植物水路(濾材:鹿沼土・ゼオライト併用)流出水の平均窒素濃度は、0.31mg/Lと極めて低く、また、リン濃度は0.70mg/L(6月)から0.01mg/L(9月)に低下した。一方、陸生植物水路(濾材:ゼオライトのみ)流出水の平均窒素、リン濃度は、2.22mg/Lと2.91mg/Lで、水生植物水路より高くなった。これらの結果より、エンサイ、クワイ、サトイモ、パピルスなどを裁植した夏期の水生植物水路流出水の平均窒素、リン濃度は、0.31mg/Lと0.22mg.Lとなり、窒素については、雨水より低いレベルにまで浄化できることが判明した。また、これまでの研究成果を基に、年間安定した処理水質を得るための有用植物の年間栽植組合せモデルを策定した。 |
カテゴリ | 肥料 エンサイ くわい 栽培技術 さといも |