課題名 | 食品の抗酸化機能の評価と解明に関する研究 |
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課題番号 | 1998003902 |
研究機関名 |
食品総合研究所(食総研) |
研究分担 |
分析評価・状態分析研 |
研究期間 | 新H09~H11 |
年度 | 1998 |
摘要 | 食品中の抗酸化成分が、消化管から吸収され体内に移行する割合を明らかにすることが研究目的である。9年度はシュンギク中の抗酸化成分の品種間差、調理損耗について研究した。シュンギク5品種の若葉、成熟葉、茎の3部位について、主要抗酸化成分のクロロゲン酸とイソクロロゲン酸(SP-1)、その誘導体のSP-2の3種を分析した。シュンギクの葉では乾物重の2~8%が、上記の抗酸化成分であった。また抗酸化成分のみを水に入れ30分煮沸しても、回収率は95%以上であり熱には安定であった。実際にシュンギクを茹でた結果でも、5分間で5割前後はシュンギクの中に保持されており、調理損耗は少ないという結果であった。10年度はシュンギクとオリーブ中の抗酸化成分の動物の体内代謝を調査する。 |
カテゴリ | オリーブ しゅんぎく 評価法 品種 |