課題名 | 生体応答特性に基づく貯蔵環境の評価に関する研究(157) |
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課題番号 | 1998004033 |
研究機関名 |
食品総合研究所(食総研) |
研究分担 |
食品工学・流通工学研 |
研究期間 | 止H08~H10 |
年度 | 1998 |
摘要 | 一定な温度環境と周期的に変動する温度環境の下で、貯蔵中のほうれんそうの葉を1時間間隔でビデオ撮影し、重量変化によらないしおれの定量化並びに環境変動としおれ量との関係を検討した。葉の外周部のめくれを投影面積の減少率で評価することにより、しおれ程度を表すことができた。その値の経時変化は減量率の変化の傾向と類似したが、バラツキが大きいため温度変動との関係は明らかではなかった。また、画像処理により葉脈部を抽出することで、ボックスカウンティング法によりフラクタル次元を求め、貯蔵環境の評価に利用できることを確認したが、葉脈の鮮明画像を経時的に得るためには技術的改良の余地があることを認めた。なお、より緊急性の高い課題への重点化のため、本課題は平成9年度で中止とする。 |
カテゴリ | 加工 画像処理 ほうれんそう |