課題名 | ミニマムティレッジによる飼料作物の栽培・管理作業技術(92) |
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課題番号 | 1998001123 |
研究機関名 |
草地試験場(草地試) |
研究分担 |
生産利用・栽培工学研 |
研究期間 | 完H05~H09 |
年度 | 1998 |
摘要 | 暖地型牧草を中心とした長稈飼料作物を一工程で耕うん・施肥・播種する実用的な低コスト播種技術を開発するために、部分耕施肥播種技術を検討し、慣行の全面耕起施肥播種技術に比べて約半分の作業時間で同水準の収量を確保できることを明らかにした。さらに、正転ロータリを活用した石礫対応型の部分耕バンドシーダを開発した。従来の正転ロータリに大きな改造を加えず、耕うん溝幅6~10cm、条間約20cmで多条施肥・播種できるのが特徴である。肥料は耕うん部の全層施肥となるよう耕うんカバー上部から供給し、種子は飛散土で軽く覆土できるよう種子導管を均平板に取り付けた。なお、砕土・鎮圧用カゴローラのフレームは、石礫遭遇時の振動に起因する障害を軽減するためロータリ前方で可動連結し、その上部に種子・肥料ホッパを搭載した。さらに、一部の耕うん爪取付け部に緩衝機能を付与した。 |
カテゴリ | 肥料 管理技術 機械化 軽労化 栽培技術 飼料作物 施肥 低コスト 播種 |