課題名 | 有機資材の肥効の任意調節技術の開発(148) |
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課題番号 | 1998001178 |
研究機関名 |
草地試験場(草地試) |
研究分担 |
環境・作物栄養研 |
研究期間 | 継H04~H10 |
年度 | 1998 |
摘要 | 畜産廃棄物の利活用を促進するため、家畜ふんの窒素肥効を任意に調節する手法開発を目的としている。9年度は異畜種の乾燥ふんを混合・成型した肥効調節型ペレットを作製してソルガムとインゲンマメをポット栽培し、乾物収量、窒素成分の吸収経過、灌水による窒素流出量を調べた。鶏ふんと牛ふんを窒素で3:1の割合に混合・成型することで窒素が漸増的に供給され、作物の要求特性に適合する肥効調節型ペレットの作製が可能であった。また、肥効調節型ペレットは、夏期では無機化した窒素を作物が効率よく利用して化学肥料に劣らぬ生育や収量を確保でき、しかも化学肥料より窒素流出量を抑制し得る可能性が認められた。 |
カテゴリ | 肥料 いんげんまめ 乾燥 管理技術 飼料作物 ソルガム 鶏 |