課題名 | 平均体温を指標とした放牧牛の熱収支の測定手法の開発(168) |
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課題番号 | 1998001193 |
研究機関名 |
草地試験場(草地試) |
研究分担 |
放牧利用・放牧飼養研 |
研究期間 | 継H07~H10 |
年度 | 1998 |
摘要 | ウシの耐暑性を判定するためには熱収支を測定すると飼養管理上有利であり、そのための測定法を開発する。放牧時の日射負荷を想定して、赤外線照射を行い、平均体温、心拍数、呼吸数、熱産生量等の生理指標を検討した。心拍数と熱産生量については、いずれも赤外線照射との関係は、はっきりしなかった。呼吸数は、赤外線照射中に増加した個体が認められた。平均体温については、皮膚表面温において、赤外線照射中にすみやかに上昇して、平衡状態に達した個体と、ゆるやかに上昇して、平衡状態に到達するのに時間を要した個体とが認められた。この皮膚表面温の反応の個体差は、ウシ個体の耐暑性の差を表している可能性があると考えられた。 |
カテゴリ | 管理技術 飼育技術 耐暑性 放牧技術 |